【解説】2022年新型 Apple Watch どこがどう進化した?
新しいApple Watchが発売されましたね!
しかし、そもそもApple Watchでどんなことができるのかわからないと、新作の魅力はわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、新しく登場したApple Watch Series 8・Apple Watch Ultra・Apple Watch SE(第2世代)のスペックや特徴、他機種との違いを解説します。
Apple Watch Series 8の特徴
・Apple Watch 7と比較して「皮膚温センサー」「衝突検出」といった新機能が追加
・Apple Watch SE(第2世代)にはない「常時点灯」「高速充電」に対応
・材質が複数から選べる
Apple Watch Ultraの特徴
・Series 8の機能に加えて防塵、防水、耐衝撃、耐水圧◎
・アウトドア好きな人向け
Apple Watch SE(第2世代)の特徴
価格を抑えた初心者向けモデル
スマートウォッチ初心者や、価格を抑えたい方はSE(第2世代)、スペックやファッション性を求める方は8、ハードなスポーツやアウトドアが好きな方はUltraがおすすめ!
目次
Apple Watchでできる基本的なこと
Apple Watchは新しい機種が出る毎に、新機能が追加されていきます。しかし、9割以上のことは、どのApple Watchでもできます。
- 腕時計としての役割
- Wacth用アプリをダウンロードして使う
- 様々な身体データを測定する
- iPhoneに来た通知を表示する
- 必ずiPhoneと接続して使う
iPhoneやiPadのように、無数にあるアプリをダウンロードできるので、人によって様々な使い方ができます。
関連記事:【何が便利?】Apple Watch(アップルウォッチ)でできる事
Apple Watch Series 8のスペックと価格は?
Apple Watch Series 8のスペックは以下の通りです
Apple Watch Series 8のスペック・主な機能
- サイズ:41mmまたは45mm
- 明るさ:最大1,000ニト
- チップ:64ビットデュアルコア
- 耐水:50メートル
- 内部ストレージ:32GB
- 皮膚
- 心電図測定
- 血中酸素濃度測定
Apple Watch Series 8はいわゆるフラッグシップモデルです。
価格は以下の通りです。
- SE(第2世代):40mm:37,800円
- SE(第2世代):44mm:42,800円
- Series 8:41mm:59,800円
- Series 8:45mm:64,800円
- Ultra:49mm:124,800円
Series 8は、Apple Watch(スマートウォッチ)中級者、及び上級者が満足するスペックと言えます。
Apple Watch Series 8 GPSモデル、45mmケース ミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド レギュラーを組み合わせたスマートウォッチ。フィットネストラッカー、血中酸素ウェルネスアプリと心電図アプリ、常時表示Retinaディスプレイ、耐水性能
Series8がSeries7よりも進化したのはココ
8で新たに追加された主な機能は以下の2つです。
- 皮膚温センサー
- 衝突事故検出
Apple Watch7→8の大きな違い
- 新たに皮膚温センサーが追加
- 衝突事故検出に対応
- Bluetoothが5.0から5.3に進化
- 搭載チップがSiP S8に変更(性能は同じ)
「皮膚温センサー」は、Apple Watchの裏面のセンサーで、皮膚の温度を計測し、排卵周期の予測ができます。
心拍数やそれまでのデータと組み合わせることで、より正確な予測ができます。
また「衝突事故検出」は、加速度センサーによって、使用者が運転中に事故に遭ったら、自動的に緊急電話に連絡します。
使う機会がない方がよいですが、万が一のときに助けとなる可能性があります。
Apple Watch Series8 とSeries7との比較
モデル | Apple Watch8 | Apple Watch7 |
---|---|---|
サイズ | 45mm/41mm | 45mm/41mm |
ディス プレイ | 常時表示Retinaディスプレイ | 常時表示Retinaディスプレイ |
解像度 | 45mm:396×484 41mm:352×430 | 45mm:396×484 41mm:352×430 |
チップ | SiP S8 | SiP S7 |
容量 | 32GB | 32GB |
バッテリー時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
耐水性能 | 水深50mの 耐水機能 | 水深50mの 耐水機能 |
防塵性能 | IP6X | – |
血中酸素 ウェルネス | ○ | ○ |
衝突事故 検出 | ○ | × |
皮膚温 センサー | ○ | × |
心電図 | ○ | ○ |
急速充電 | ○ | ○ |
低電力 モード | ○ | × |
材質 | アルミニウム ステンレス スチール | アルミニウム ステンレス チタニウム |
カラー | ミッドナイト スターライト シルバー(PRODUCT)REDグラファイト シルバー ゴールド | ミッドナイト スターライト(PRODUCT)REDブルー グリーン ゴールド グラファイト スペースブラックチタニウム |
Apple Watch Series8の高評価ポイント
- ディスプレイが大きくて見やすい&操作しやすい
- 待ち受けデザインのバリエーションが豊富
- ワークアウトを自動で検知してくれて便利
Apple Watch8の最大の魅力は、ディスプレイが大きくて視認性・操作性に優れていること。ディスプレイのベゼル(外枠)が細いため、見た目もスタイリッシュです。また、ウォーキングなどをしているとアプリが運動を検知し、測定を開始するように提案してくれる点も高評価でした。
Apple Watch Series8の残念なポイント
- Apple Watch7からの大きく変わった点がない
- バッテリーの持続時間が2日弱でやや物足りない
一方で、前シリーズであるApple Watch7からの目立った変化がないのがApple Watch8の残念なポイント。皮膚温センサーや衝突事故検出機能といった新機能はあるものの、Apple Watch8をわざわざ購入する理由としてはインパクトが弱いのが正直な感想。
また、Apple Watch8はデザインも変わり映えしないため、前シリーズからの買い替えは要検討です。また、バッテリー持ちが2日弱と短く、毎日身につけるアイテムとしては物足りない印象でした。
Apple Watch Series 8はどんな人におすすめ?
ここまでの話をもとに、Apple Watch Series 8は以下のような人におすすめできます。
- 健康意識が高い人
- 高級感のある/最新のApple Watchをつけたい人
- 経済的に余裕がある人
健康意識が高い人
Apple Watchは基本的には「腕時計」ですが、普通の腕時計との大きな違いは、様々な身体データを計測できる点です。
- 心拍数
- 活動量
- 立ち上がった回数
- 心電図
- 血中酸素
- 皮膚温度 など
これらを普段から測定することによって、健康的な生活を送るための指標になります。
高級感のある/最新のApple Watchをつけたい人
Apple Watch Series 8は、現在発売中のSE(第2世代)よりも約2万円高いですが、その分の高級感と、最新モデル(ハイエンドモデル)であるという優位性があります。
Apple Watchは腕時計なので、ファッションアイテム的な側面もあります。特にSeries 8には高級感のあるバンド(ベルト)のラインナップがたくさん販売されています。
ファッションアイテムとしても楽しみたいなら、Series 8はおすすめです。
経済的に余裕がある人
基本的な「Apple Watchでできること」を求めるのであれば、SE(第2世代)でも十分です。スマートウォッチ初心者であれば特にです。
それでも約2万円高いApple Watch Series 8を購入するのは、経済力に余裕がある証と言えます。
Apple Watch Series 8 GPSモデル、45mmケース ミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド レギュラーを組み合わせたスマートウォッチ。フィットネストラッカー、血中酸素ウェルネスアプリと心電図アプリ、常時表示Retinaディスプレイ、耐水性能
Apple Watch Series 8をおすすめしない人
- Apple Watch7をすでに持っている人
- バッテリー持ちを重視したい人
- 本格的な水泳・登山などに使えるApple Watchが欲しい人
一方で、Apple Watch7をすでに使っている人には、あまりおすすめできません。Apple Watch8はApple Watch7からの変化が少なく、すぐに買い替える必要性は少ないです。もちろん、新しいモデルを持っていた方が「手放すときに高く売れる」といったメリットはあるので、用途に合わせて検討しましょう。
Apple Watch Ultraのスペックと価格は?
Series 8、SE(第2世代)と同じタイミングで発表されたもう1機種「Apple Watch Ultra(ウルトラ)」は、UltraにはSeries 8に備わっている機能が全て搭載されていて、それに加えて防塵、防水、耐衝撃、耐水圧が特徴です。
Apple Watch Ultraのスペック・主な機能
サイズ:49mm
明るさ:最大1,000ニト
チップ:64ビットデュアルコア
耐水:50メートル
内部ストレージ:32GB
皮膚温センサー
心電図測定
血中酸素濃度測定 防塵、防水、耐衝撃、耐水圧
- SE(第2世代):40mm:37,800円
- SE(第2世代):44mm:42,800円
- Series 8:41mm:59,800円
- Series 8:45mm:64,800円
- Ultra:49mm:124,800円
Apple Watch Ultra GPS + Cellularモデル、49mmケース 屈強なチタニウムケースとミッドナイトオーシャンバンドを組み合わせたスマートウォッチ。フィットネストラッカー、高精度GPS、アクションボタン、これまで以上に長持ちするバッテリー、より明るいRetinaディスプレイ
Apple Watch Ultraはどんな人におすすめ?
Apple Watch Ultra(ウルトラ)は、防塵、防水、耐衝撃、耐水圧が特徴なので、以下のようなアウトドアの趣味を楽しむ方にはUltraがおすすめです。
- 登山
- スキューバダイビング
- サーフィンなどマリンスポーツ
- サバイバルゲーム(サバゲー)など
UltraにはSeries 8に備わっている機能が全て搭載されているので上位機種と思われがちですが、デメリットもあります。
Apple Watch Ultraの残念なポイント
- 価格が高い(Series 8の約2倍の12万円)
- 重い(Ultraの約2倍の重さ)
Ultraは「バッテリーのもちがいい」というのもメリットのひとつですが、その反面どうしても本体の重量が増えます。
ハードめなアウトドアスポーツをする方ならおすすめですが、逆にそこまでハードなスポーツをしないのであれば、Ultraは必要ないでしょう。
Apple Watch SE(第2世代)のスペックと価格は?
Apple Watch SE(第2世代)は、価格を抑えたApple Watch Series8の廉価版機種です。
ただ、値段を抑えてるからと言って、正直なところ不便なことはそこまでなく、ほとんどSeries8と同様の機能が使えます。
- SE(第2世代):40mm:37,800円
- SE(第2世代):44mm:42,800円
- Series 8:41mm:59,800円
- Series 8:45mm:64,800円
- Ultra:49mm:124,800円
Apple Watch SE 第2世代(GPSモデル)- 40mmミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド – レギュラー
Apple Watch SE(第2世代)のスペックを初代と比較
Apple Watch SE (第2世代) | Apple Watch SE (第1世代) | |
---|---|---|
サイズ | 40mm/44mm | 40mm/44mm |
重量 | 40mm:26.4g 44mm:32.9g | 40mm:30.4g 44mm:36.2g |
材質 | アルミニウム | アルミニウム |
容量 | 32GB | 32GB |
ディス プレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
プロセッサー | S8 SiP | S5 SiP |
バッテリーの持続時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
耐水性能 | 水深50mの 耐水性能 | 水深50mの 耐水性能 |
心拍数 | ○ | ○ |
衝突事故検出機能 | ○ | – |
急速充電 | – | – |
カラーバリエーション | ミッドナイト スターライト シルバー | スペースグレイ シルバー ゴールド |
Apple Watch 初代SEから第2世代の変更点
- 搭載プロセッサーがS5 SiPからS8 SiPに
- 新たに衝突事故検出機能が追加
- 本体が4gほど軽くなった
- スペースグレイ・ゴールドが廃止され、ミッドナイト・スターライトが登場
Apple Watch初代と第2世代の違いで大きいのが、プロセッサーの変化。Apple Watch SE2には、Apple Watch Series8と同じS8 SiPが搭載されており、処理速度が約20%がアップしています。また、新たな加速度センサーが備わったことで、衝突事故検出機能が追加されました。
また、カラーバリエーションがミッドナイト・スターライト・シルバーの3色になったのも特徴。今回の検証ではミッドナイトのApple Watch SE2を使用しているので、気になっている人は写真の色味を参考にしてくださいね。
Apple Watch SE(第2世代)のおすすめポイント
本体がとにかく軽い!長時間つけていても快適
Apple Watch SE2の最大の魅力は、本体がとにかく軽いこと。44mm・40mmともに初代よりも4gほど軽量化されており、軽いつけ心地や動きやすさを重視する人には嬉しいポイントです。
Apple Watchはどこで買うのがおすすめ?
Apple WatchのGPSモデルは、Apple Storeで買うのが一番安くてお手軽です。
一方で、手元にiPhoneがなくても、Apple Watch単体で通信できる「GPS + Cellularモデル」は、大手通信キャリアでも販売されています。
また、GPS + Cellularモデル単体で通信するためには、以下の各社が提供するApple Watch専用プランに加入する必要があります(月額300〜550円程度)。
GPS + Cellularモデルは、GPSモデルよりも1.5万円ほど価格が上がります。
Cellularモデル+Apple Watch専用プランを契約するならオンラインショップがおすすめ
AppleWatchのCellularモデルを検討しているのであれば、オンラインショップがお得です。
理由は以下3点です。
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